研究内容

1)軽量材料の成形法の開発

・超高強度鋼部品の1ショットホットスタンピング
・直接通電加熱を用いた超高張力鋼板のプレス成形
・超高張力鋼部材のホットスタンピング
・超高張力鋼板の通電加熱温・熱間スプライン成形
・超高張力鋼板の通電加熱温・熱間せん断加工
・チタン合金板の通電加熱熱間プレス成形
・逐次接触パンチによる超高張力鋼板の伸びフランジ割れの防止
・逐次接触パンチによる超高張力鋼板の縮みフランジ成形におけるしわの抑制
・超高張力鋼板の絞りしごき加工における焼付き防止
・超高張力鋼板の穴抜き加工における表面性状の向上
・セルフピアッシングリベットによるアルミニウム合金板と高張力鋼板の接合
・メカニカルクリンチングによるアルミニウム合金板と高張力鋼板の接合
・アルミニウム合金板およびステンレス鋼板のしごき加工における焼付きの防止
・スチールホイールの局部増肉プレス成形
・アルミニウム合金のダイクエンチ鍛造
・マグネシウム合金板の冷間深絞り加工
・超高張力鋼板の曲げ加工におけるスプリングバック特性
・超高張力鋼板の曲げ加工における割れ発生の防止
・発泡アルミニウムの型内加熱による複雑形状部品の成形

2)軽量化部品の成形法の開発

・アルミニウム合金管の熱間ガスフォーミング
・鋼管の熱間チューブプレスフォーミング
・肉厚分布を有するディスクのしごきスピニング加工
・角筒容器のための局部増肉テーラードブランクの板鍛造
・板鍛造による局部増肉テーラードブランクの成形
・管材のハンマリングハイドロフォーミングにおける成形メカニズム

3)新機能加工法の開発

・自動再潤滑をする荷重振動鍛造
・冷間反復加工を用いた粉末の焼結無し固化
・押出し加工におけるダイスの弾性変形制御に背圧付加
・自動車用ホイールの一体プレス成形

4)数値シミュレーション

・鍛造,板材成形,圧延などの各種塑性加工の有限要素シミュレーション
・セラミックス焼結のマイクロ−マクロシミュレーション
・有限要素シミュレーションの並列計算


 塑性加工研究室では,塑性変形を利用した加工技術を研究しており, コンピュータシミュレーション,新プロセス・新材料,最適化・知能化を三つの柱としています. また,加工,力学,計算機の知識を修得させてソフトウェアとハードウェアをバランスよく学習させ, 産業界で役に立つ人材の養成も目指しています.

・塑性加工全般の有限要素法の開発
・モンテカルロ法,個別要素法,粒状要素法などの粒子系解析法の開発
・パラレルコンピューティング

・一体成形,内面しごき加工,通電加熱を用いた加工,ハンマリングハイドロフォーミング,セルフピアシングリベット
・高張力鋼板・アルミニウム・マグネシウム・チタンの成形,セラミックス圧粉体の焼結

・加工プロセスの最適化
・エキスパートシステム,ニューラルネットワーク,ファジィ制御,遺伝的アルゴリズムなどの知能化技術